「なぜ原発の寿命は40年と決まっているのか?」

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みなさんこんにちは!

先日こんな記事を目にしました。

福井県で全国初、運転開始から40年経過した美浜原発の再稼働を認める、というものです。

福島原発の事故以降、原発の再稼働関連のニュースを見かけることも多くなりましたが、2021年3月現在、稼働している原発は全部で9基あります。

しかし、この中に運転開始から40年以上経過したものはありません。

実は、原子力発電所にはいわゆる「40年ルール」というものがあり、原発の運転期間は原則40年にするという定めが政府によって決められているのです。

私は、このようなルールがあることを全然知りませんでした。

それどころか、原発に対して漠然としたイメージしかなく、安全性については国が推進しているんだから大丈夫なんだろうぐらいに思っていました。

なので原発の運転期間についてはほとんど考えたこともありませんでした。

しかし、全国初と聞くととても気になってきますね。

では、なぜ40年と決まっているのでしょう?

実は40年という数字には根拠がないらしいのです。

さらに、アメリカでは運転期間に制限はなく、80年運転許可がある原発もあるようです。

これはとても驚きですね。

そこで今回はこの「原子力発電所の40年ルール」について調べてみました。

原発の寿命とは?

アメリカを真似た「40年ルール」

運転期間が40年までと聞くと、40年経つと寿命を迎えて使えなくなる、そんなイメージがわきます。

では、そもそも原発に寿命というものはあるのでしょうか?

実は、2011年の福島原発での事故以前には、運転期間に制限はありませんでした。

それまでは原子力規制・保安院が10年ごとに機器の点検や安全対策を確認し、問題がなければ運転を続けられていたのです。

ところが、原発事故以降は原発に反対する人々の声が強くなってきました。

その後法律が変わって、運転開始から40年経つと、原子力規制委員会が安全性を判断して、安全性が確認された場合に限って20年延長して運転できるという、いわゆる

「40年ルール」というものが出来上がってきました。

では、この40年という期間にはどんな根拠があったのでしょうか?

そこで、関西電力のホームページを確認してみます。

すると、

40年という期間は、原子力プラントの寿命や耐用年数ではありません。日常的な点検や計画的な機器の取替えなど、適切な保守管理を実施し、さらに、常に最新の技術基準に対応していくことにより、長期間運転継続した原子力プラントでも高い安全性が確保されます。

引用元 関西電力 よくあるご質問より https://www.kepco.co.jp/siteinfo/faq/atomic/10014565_10620.html

と書かれています。

どうやら40年という期間は何か決定的な理由があるわけではないようです。

では、この数字はどこから来たのでしょうか?

考えられる要因として、おそらくこの数字はアメリカのルールを真似しているのだと思われます。

アメリカでも当初は運転期間40年と定めていて、20年おきに追加の運転許可をとる方法でした。

しかし、現在そのアメリカ原発では、80年の運転許可を取った原発もあるようです。

では、アメリカではそもそもどんな理由で、40年という運転期間を設けているのでしょうか?

調べてみた所、アメリカでの40年という期間にも、実は科学的根拠はないらしいのです。

こう聞くと40年という数字がますます謎に思えてきますよね。

原発は今後どうなるの?

ここまでで、「原発の40年ルール」には、あまり科学的根拠はないらしい、という事が分かりました。

では今後日本の原発はどうなっていくのでしょうか?

おそらく政府としては今後どんどん原発の運転期間を延長したいのだと考えられます。

というのも、全国で見ると今から5年以内に計5基が運転開始40年になり、今後10年で13基が期限を迎えます。

政府は日本のエネルギー政策として、2030年度に原子力発電の比率を20~22%を目指しています。

また、温室効果ガスの削減のためにも、これからも原発を推進していくのではないでしょうか。

「原子力発電所の40年ルール」について 世間の反応は?

それでは、今回も「原子力発電所の40年ルール」についての皆さんの意見を知りたいので、またまたTwitterを見てみます。

果たしてツイートはあるでしょうか??

と、今回の決定に賛成の方々や、

このように、そもそも原子力発電所の存在に反対の方。

「40年ルール」を守べき、という方々と、Twitterを見る限り二分された印象でした。

やはり今回のニュースは、日本のデリケートな部分での問題だと思いますので、一概にどちらが正しいとは言えませんし、又意見が分かれるのも当然の結果だと思います。

「なぜ原発の寿命はなぜ40年と決まっているのか?」~まとめ

いかがでしたでしょうか?

私ははじめ、原発に運転期間があることを知りませんでしたが、調べてみると40年という期間は、実は曖昧なものだったんだなあと思わされました。

福島原発の事故以来、ほとんどの人は原発に対して不安な気持ちを持つことが多いと思います。

その為、運転期間延長の許可が下りても、近隣住民の方は、なかなか受け入れられないのが現状でしょう。

私自身今は滋賀県に住んでいますが、実家は福島の為、やはり他人事ではありません。

なので、今後も原発のニュースに注意していきたいと思います。

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