みなさん、こんにちは!
今やすっかり日常の一コマとして溶け込んでいる「アルコール消毒」ですが、噴射の際に注意する事として、幼児の背丈での噴射が、目に入る危険性があるとニュースで取り上げられました。
お店の出入り口などには現在普通に置いてある物の為、驚いた方も多いのではないかと思います。
「アルコール消毒」を設置してる高さが、丁度幼児の顔の高さにある為という事なんですね。
それによって、お子さんの目に「アルコール消毒」が入るトラブルが増えてきているとか。
私自身、それ位の背丈の子供はいないので考えた事もありませんでしたが、ニュースを見て「なるほど」と納得しました。
公益財団法人「日本中毒情報センター」(茨城県つくば市)の調査によると、同法人の「中毒110番」には昨年、消毒剤や除菌剤が目に入ったことに関する相談が、265件寄せられた。平成28~30年までは、年に40件程度だったといい、令和2年はコロナ禍で急増した形だ。
引用元
Yahoo! JAPANニュース内 産経新聞 すっかり日常のアルコール消毒 「幼児の背丈」噴射に注意 https://news.yahoo.co.jp/articles/e6c290e38e8010f02935a78e5486be90b0e860b8
又、上記の記事の後には、こんな内容も書いてありました。
このうち5歳以下の子供の事故は187件。中には、店舗入り口の消毒剤を父親が使った際、近くにいた幼児の目に飛んだケースや、幼児自身が自動噴射型の消毒剤をのぞき込んだり、足踏み式の消毒剤のペダルを踏んだりしたことによる事故もあったという。 店舗や公共の場にある消毒剤は、幼児の顔や背と同じくらいの1メートル前後の高さに設置されていることも多い。海外では消毒剤が子供の目に入り、入院に至ったケースも報告されている。
引用元
Yahoo! JAPANニュース内 産経新聞 すっかり日常のアルコール消毒 「幼児の背丈」噴射に注意 https://news.yahoo.co.jp/articles/e6c290e38e8010f02935a78e5486be90b0e860b8
こうやって見ると、5歳以下のお子さんの事故がかなりの割合である事が分かります。
そこで今回は、一緒にいる親が予防出来る対策はあるのか?
又、万が一お子さんの目に入ってしまった場合は、どうすればいいのか、についてお話させて頂きたいと思います。
アルコール消毒の「幼児の背丈」噴射で親が出来る対策は?
それでは、アルコール消毒の「幼児の背丈」噴射で、親が出来る予防対策にはどんなものがあるでしょうか?
やはり一番は、親がお子さんを抱っこしてあげ、「アルコール消毒」の噴射位置よりも、顔の高さを高くしてあげる事のようです。
お子さんの顔の位置を噴射位置より物理的に高くしてあげる、確かにこれなら手軽で確実に防げますね。
又、お子さん自身だけでなく、親が「アルコール消毒」を使用する際にも注意しないといけません。
必ず、お子さんの顔が噴射位置の近くにないか、確認をしてから使用して下さい。
そもそも、根本的な解決方法はないの?
親がお子さんを抱きかかえてあげれば確かに危険は避けれますが、そもそも根本的な解決方法はないのでしょうか?
すぐにできる予防策として山中さんは、幼児の顔にかからない低い位置に消毒剤を設置することや、危険性について注意喚起する表示を行うことなどを挙げる。さらに、長期的には「使用時の飛散を抑えるなど、製品自体の安全性の検証や、改善も検討していくべきだ」とも話す。
引用元 産経新聞 すっかり日常のアルコール消毒 「幼児の背丈」噴射に注意 https://www.sankei.com/premium/news/210320/prm2103200008-n2.html
確かに、上記のように根本的な解決策が必要ですよね。
今後も、「アルコール消毒」は日常の中で使い続ける物だと思いますので、幼児でも安心して使用出来るような商品の工夫や開発は、やはり必須だと思います。
又、ニュース内にはこんな事も書いてありました。
子供ができるだけ安全に手指消毒しやすいように工夫した製品もでてきた。IT企業「ペブルコーポレーション」(東京都江東区)は2月、幼児の顔よりも低くなるよう、消毒剤を約50センチの高さに据えるスタンドを発売。育児中の社員らの発案から生まれたもので、バス停をイメージしたデザインにし、「しょうどくえき」と名付けた。これまでに保育施設や医療機関などから100台を超える注文があった。
引用元 産経新聞 すっかり日常のアルコール消毒 「幼児の背丈」噴射に注意 https://www.sankei.com/premium/news/210320/prm2103200008-n2.html
これを見ると、やはり保育施設や医療機関などは、幼児目線での対応が早いな、と思いました。
又、育児中の社員さんの発想はさすが!!の一言。
子供が成人してしまってる私には、到底思いつきません💦
本来、身を守る為の「アルコール消毒」なので、お子さんが嫌がらず、楽しんで消毒出来る工夫が一番大事だな、と改めて実感しました。
「アルコール消毒」がもし目に入ってしまったら
ちなみに、皆さんは手にちょっとした切り傷なんかがあった時、「アルコール消毒」でめちゃめちゃ傷にしみた・・、そんな経験ありませんか?
私はあります!!(`・∀・´)エッヘン!!
それが目に入ったら・・。
考えるだけで相当怖いです・・。
では実際に、噴射された「アルコール消毒」が、お子さんの目に入ってしまったらどうすればいいのでしょうか?
調べた結果、とにかく流水でよく目を洗い流す。
これにつきるようです。出来ればぬるま湯で、目安は10分以上。
溜めた状態ではなく、流水でよく洗い流して下さい。
又、直接目に噴射した液が入ってしまう以外にも、「アルコール消毒」をした手で目をこすってしまった、というのも意外と多いよう。
こちらの場合も、流水でしっかり洗い流して下さい。
その時、目のこすり洗いなどは禁物です。
こんな症状があったら、眼科に行こう
お子さんの目に入ってしまった「アルコール消毒」を流水で洗い流せば、後は完全に大丈夫でしょうか?
答えは「NO!」です。
洗い流した後も次にあげるような症状がもし見られれば、すぐに眼科に行く事をおすすめします。
- 目が見えにくい
- 目に痛みが残っている
- 目が充血している
- 目がピリピリして痛い
- 目が焼けるように熱い
上記のような症状をほっておくと、重症化する可能性もあります。
早急に眼科に行き、適切な治療を受けて下さい。
「アルコール消毒 噴射で注意する事」~まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、「アルコール消毒 噴射で注意する事」について、色々調べてみました。
私自身、今や一日に何回も使用する「アルコール消毒」。
元々ウィルスから身を守る為の物ですし、小さい子供も私にはいませんので、こんな危険がある事など思いもよりませんでした。
ただし、このご時世、「アルコール消毒」は私達の日常にやはり必要不可欠な物。
それなら、そもそもお子さまも安心して使用出来るような物が、やはり必須だと言えるでしょう。
私にはそんな発明が出来る才能はありませんが、子供の目線に立って物を見る。
それならなんとなく出来そうな気がします。
みんながそんな優しい目線で世の中を変えられたら、すごく素敵です。
自分の出来る範囲の事を、ちょっと違った目線から眺めてみる。
そんな優しい習慣を、みなさんもちょっとずつ意識してみてはいかがでしょうか?
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