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子供の言葉はあなたの言葉
こんにちは、今回は「親の言葉遣いを子供は全て聞いている」というテーマでお伝えします。
私が子育ての際に言葉遣いを意識しているのは、自分の子供に将来的にちゃんとした話し方をしてほしいと感じたからです。
大人になると必然的に敬語を使う機会が増えると思うのですが、私自身の体験から日頃から敬語や丁寧語に接していた子と全く接していなかった子は明らかに言葉使いが違っていました。
私自身は丁寧語や敬語に触れる機会が多く特に困った事はなかったのですが、社会人一年目の同期にどうしても敬語が使えない子がいました。
その子の話では、今までそういった敬語や丁寧語は面接対策など特殊な機会でしか触れた事が無く、耳慣れない言葉はすんなりと使えないようでした。
そんな自身の体験と同期の経験談を聞いて、私が子供を持ったらせめて綺麗な言葉を使うよう心がけようと思っていました。
実際使ってみると、案外馴染むもので日頃から言葉使いを気を付けているだけでどんな場面でもすんなり敬語が出てきたように思います。
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綺麗な言葉を使える。それだけで魅力の一つ
小さな意識を日々するだけでも大きな成果につながります。
実際我が子は、初めはちょっとおしゃべりし出すのが遅かったです。
義実家でも不安視されたり、私が子供にきちんと言葉を聞かせていないと突かれたり嫌な思いもありましたが、「まぁ、いずれは否が応でも話し始めてくれるはず!」と出来るだけ気を楽にして子供のペースで話をしてくれるのを待ちました。
そして2歳になる頃、ようやく単語が繋がり始めました。
単語が繋がり始めると言葉がどんどん増えていき、2歳半になる頃には少し黙ってて〜と思うほどにお喋りが大好きな子になりました。
そんな時期に再び義実家へ訪れる機会があり、子供と共に義実家へ行きました。
訪問中、たまたま義両親の友人がやってきたのですが我が子に衝撃。
お手洗いを借りたいと申し出たその友人に向けて「トイレはこちらです。」と我が子。
敬語を使い、案内に向けた手は指差しではなく手のひらを上に向けた形で差し出す2歳児。
なんて良い子だ!と義両親の友人からは称賛の嵐を頂きました。
子供は思った以上に親を見ていると感じます。
私自身もまだまだ荒い言葉なども使ってしまいますが子供は必ず聞いており、親の使った言葉はどこで使っても良いものだと認識します。
私が母から聞いた話では、母の友人が幼少期の私に教えてしまった「ちょっと言葉に出すには憚られる言葉」を私は街のど真ん中で連呼し、母に大恥をかかせてしまったことがあったそうです。
荒い言葉、汚い言葉は感情によって抑えの効かない事もあるでしょう。
けれど丁寧な言葉や綺麗な言葉を日頃から使っていたら、抑えの効かなかった言葉も「この言葉は何か違うから使う言葉ではない」と自然と認識してくれます。
そして丁寧な言葉や綺麗な言葉を使える事は、子供にとっても財産となります。
敬語が使える、綺麗な言葉を話す事は、それだけで魅力の一つにもなります。
親の声は子供が最初に認識する声です。
これから子育てをする方も、もう子育てを開始している方も、ちょっと綺麗な言葉使いを心がけて見てあげてください。
きっと子供から出る言葉の中から、あなたの使った綺麗な言葉が出てくると思います。
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