男子はしゃべっても「メシ、風呂、寝る」の三語だけ?
今回は、「無口な子・気難しい子をしゃべらせるには」をテーマに話していきます。
なぜ、そのテーマなのかというと、我が家の場合、2歳ころからよくおしゃべりするようになった息子が、小学校4年、5年と大きくなっていくにつれ、また急に無口になっていき何を考えているのかわからなく、困ったことがあったからです。
男の子は女の子と違い、無口だとよく言われますが、我が家は、本当に2歳くらいまであまり話さないことからとても心配したものですが、それ以降は機関銃のごとく話すようになって皆を驚かせたものです。
女の子は、いつになってもおしゃべりで、ある程度になってからは母親の相談相手になるなど、女親からすると自分も同性であることから理解もしやすく、なんとなく考えることもわかったりします。
逆に男の子は、未知なる存在であり、考えていることや思考回路等、さっぱりわからないため子育ての途中では疑問に思ったり、悩んでみたり、驚いたりが多かったように思います。
これは、あとから知ったことなのですが、男の子は小学校の4年生頃から急に口をきかなくなることが多いそうです。
思春期とはそういうもので、口をきかない方が正常なのだということを知って、本当にほっとしたのを覚えています。
それは、きちんと成長している証拠であり放っておいていいのだそうです。
女の子は、逆に本当によくしゃべって、テレビがどうの、今日の食事はどうだった、○○ちゃんがどうした、など。
女の子は妙な連帯感というか、女性同士の会話のようなものが、ある程度の年齢になるとできるので頼もしい存在のような立ち位置になる場合もありますし、男の子より精神年齢は高いとよく言われるのは、わかる気がします。
いい加減に聞いていると怒られてしまいますが、それと比較すると、まあ男の子は、本当に無口です。
「メシ、風呂、寝る」の3語があれば、生きていけると言ったようなイメージです。
思春期の男の子は、三語主義だとよく言われますが、男の子と女の子はこうも違うのでしょうか。
そして思春期も終わりの頃になって「ありがとう」や「ごめんなさい」といった言葉が加わり、その言葉が言えるのであれば、上出来だと考えていいのだそうです・笑
では、五語話せば心配しなくていいのでしょうか・・・笑
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しゃべりたいときにしゃべることのできる空間
男の子に比べて、女の子がしゃべらない時は、理由があるようです。
自分の母親に訴えかける余裕も無い場合や、どうせ母親に言ってもわかってもらえないからと、すねたり怒ったりしている場合が多いというのです。
そんな時母親は、すかさず理由を聞きたがりますが、それは逆効果のようです。
では、どうしたらいいのかというと、子供が自ら話したくなる空気感を作っておくことなのです。
やっと子供が口を開いて話し出したときに「ウソでしょう?ダメじゃないの」とか「だから、言ったのに」など、余計なことを、ああだこうだと口を挟むことは絶対しない方がいいようです。
そんなことをすると、子供は一気に口を閉じてしまうからです。
子供が話すのは、「話したい」とき、「聞いてほしい」ときです。
学校で辛いことがあったり、失敗したり、間違ったことをしてしまったり、理由はどうあれ本人が一番よくわかっている内容について傷付いているときには、ただ、相槌をうってあげましょう。
ただ、「そうだったの」「そうなんだ・・・」「それは、大変だったね。」
子供が「○○だったんだ。」と言えば、「○○だったんだね。」とオウム返しに返事をしてあげましょう。
親は口を挟まずにほぼ、聞いてあげるだけの状態がいいようです。
そもそも口を開かないはずの男の子のほうが、母親にグチのようなことを言ったりするような場合は、こんなことは滅多にないことであり、逆に話をしっかりするチャンスでもあります。
何か言いたそうだな、と感じたら、「今日の夕食は鯵だけどいいかな?」のように何げない普通の会話でいること、自然な状態でいることがポイントです。
男の子であれ、女の子であれ大切な話がある場合は、自ら口を開いて話してくるのを待っていなければなりません。
自然にさりげなくしている母親の姿を見て、子供は癒されるに違いありません。
もし、子供が口を開き始めたら、その時はきちんと向き合って、もちろん何かしていた場合は、その手を止めて「いつでも、あなたの話を聞くからね。」と言ってあげましょう。
そうすることで子供も安心して心のうちをお母さんに話し始めるはずです。
まとめ
子供は子供の世界の中で何らかの辛いことに直面していたりします。
「どうしたの?」と理由を聞く前に、お母さんは話しやすい雰囲気を作ることに気を使うべきなのですよね。
結局、「この子は無口だから色々話させないと」なんて勝手に親が思っても、子供は自分が話したいタイミングでしか、心を開いてくれません。
子供がしゃべろうとしていたり、しゃべりたいときには、自分の意見を挟まずにしっかり向き合って聞いてあげたいものですね。
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