私が生まれた40年以上前に比べて、共働き家庭は格段に増え、専業主婦との比率は逆転しています。
それに伴ってなのか、家事の担い手になりがちな女性のイライラの元としてよく言われるようになったのが、「名もなき家事」です。
そこで今回は、「名もなき家事」の本質と解決に有効なアプリを紹介します。
「名もなき家事」とは?
そもそも「名もなき家事」とはどんなことを言うのでしょうか?
この言葉が世間に知られるようになったのは、梅田悟司著「やってもやっても終わらない名もなき家事に名前を付けたらその多さに驚いた。」という本がきっかけです。
「名もなき家事」とは日々のこまごましたタスクのことです。
- 例えば洗った食器をもとに戻す。
- 洗剤の残りを把握して新しいものを買ってくる。
- 洗濯物を色柄もの、汚れの状態に合わせて洗う順番を分けておく。
- 食器を拭くふきんを漂白しておく。
といった大別すれば食器洗いや洗濯といった家事に分類されるけれど、一度の作業で終わるのではなく、生活全体の中に組み込まれてしまっている家事のことです。
家事の担い手である側の人間は、こういった小さなタスクを同時進行で作業しなければなりません。
まさにマルチタスクです。
名もなき家事の本質とは?
洗剤補充を例にして「名もなきの家事」の本質を考えてみましょう。
洗剤といっても、食器用、洗濯用、お風呂掃除用、トイレ用など様々です。
それぞれの用途に応じた洗剤があります。
そのそれぞれの洗剤を使用するときに残りを確認し、使用頻度に合わせてなくなる前に購入する必要があります。
用途の違い、香りの種類、容量の違いを把握してベストなものを選択して購入するということは、仕事に例えると取引先に見積もりを出し、比較検討し、発注するという作業に似ています。
この見積もりを比較検討するという作業は、作業者の頭の中で行われるタスクのため、外からは見えにくい業務となってしまいます。
しかし、家庭全体を見た時にこの比較検討がかなり重要なタスクになります。
例えば、洗濯洗剤であれば家族の構成によって洗剤の種類を変える必要があります。
スポーツをする子供がいたり、作業着を洗ったりする必要があれば洗浄力の強い洗剤が優先されます。
逆に肌の弱い小さい乳幼児がいる場合には、無添加のものや肌に優しい洗剤を選ぶことが多いでしょう。
共働きの家庭であれば、時短のために濃縮洗剤を選ぶかもしれません。
このように洗剤1つの購入に際してでさえ、家庭全体の特徴や利便性を考慮し選択する必要があるのです。
どうして「名もなき家事」が負担になるのか?
家事の主な担い手側がこの「名もなき家事」をストレスに感じる大きな原因の一つが、家庭全体の要素や予定をパートナーが把握していないことにあります。
家族の予定や状況に合わせて、タスクをこなすときにパートナーとその状況を共有できていないと、すべて自分が指示、管理しなければいけません。
もしも、パートナーと2人もしかしたら家族全体で、この名もなき家事を把握できていたら、お互いに補完しあったり、尊重しあったりできるでしょう。
名もなき家事のタスク管理におすすめアプリ!
共働きの夫婦や、子供のいる家庭であれば家族の予定や家事のこまごまとしたタスクを家庭全体で把握できることは重要です。
そのタスク管理にオススメのアプリがあります。
私がおすすめのタスク・スケジュール管理アプリは「ライフベア」です。
Lifebear 日記・カレンダー管理ができる手帳アプリ – Google Play のアプリ
基本はカレンダーアプリなのですが、同じアカウントであれば複数のデバイスからログインし編集ができるので、夫と妻それぞれのスマートフォンに入れて予定を共有できます。
「ライフベア」にはToDoリストをつくる機能もあり、締め切りの設定やタグ付けもできるので、お互いの分担や完了をお知らせすることもできます。
又、画像も登録できるので、カレンダーに学校行事のプリントを取って画像を入れておけば詳細はプリントで確認できるようになりますね。
「名もなき家事に疲れたら💦共働きこそタスク管理アプリでイライラを解決する!」~まとめ
・「名もなき家事」とは?
日々の生活に根差し、家事と名付けるには小さいタスクのこと
・「名もなき家事」が負担に感じるのはなぜ?
主な家事を夫婦の片方だけが担っており、家庭全体を把握している側が、タスクの管理をしている。
一方家事の主な担い手ではない側は、タスクの把握自体をしていない。
・家庭全体のタスクやスケジュールを管理するいい方法は?
スケジュールアプリ「ライフベア」を夫婦や家族で共有すれば、共通認識ができて役割分担がしやすくなる。
以上が、「名もなき家事に疲れたら💦共働きこそタスク管理アプリでイライラを解決する!」のまとめになります。
家庭のスケジュールやタスクを家族全体で把握して、お互いの負担を思いやり、感謝しあえれば、家事を主に担っている人もそうでない人も気持ちよく生活できるようになりますね。
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