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責任は自分にある
こんにちは。今回は「忘れ物も寝坊も心配しなくていい」というテーマでお伝えします。
なぜ、今回のようなテーマを考えるようになったかというと、自立した子供になってほしかった、というのがあるからです。
まず、忘れ物についてみていきます。
思えば、幼稚園の頃であっても比較的親がすべて準備をして、お迎えのバスに乗せてお見送りした後に、「えっ!今日は○○いるんだったの?入れ忘れちゃった・・・」
お母さんたちとの会話を振り返ってみて、他のお母さんや自分も含めて準備は全部子供にさせずにほぼ親がやっていたなあ、と思います。
その頃は子供も幼いので忘れ物は、なぜか親の責任というイメージが強かったように思います。
ですが、幼少時から身支度を親が全部やってあげないで、子供と一緒に確認しながら用意する、そしてだんだんと親はその準備を見守る形をとった方がいい、と今は思っています。
なぜなら、親がいちいち手を出してやってしまうことは、子供の自己管理能力が落ちていくのを知ったからです。
子供に自立してほしいと思いつつ、つい手を出してしまうのですが、そこをぐっとこらえて「自分でやってごらん」と言って見守るのがいいのだと思います。
これをある程度の時期からやり始めたことにより、本人が痛い目に合って初めて「あ~、気を付けなくちゃ!」という意識が芽生えるようになっていくこともわかりました。
毎回親がすべてやっていると、幼い頃に失敗することから学ぶという機会を失い、中学や高校、あるいは社会人になってからもしっかりした対応ができず、「忘れてばかり」のレッテルの貼られる人間として育ちかねないと考えたのです。
「すべての責任は、自分にある」と本人が自覚するようになれば、しめたもので、本人に自覚させることが大事であり、過保護すぎてはいけないのだと思いました。
中学生くらいの特に大事な用紙関係の時期に関しては親子で確認することがあるにしても、基本は自分の責任なので、どれを持っていき、これは持っていきたいけれど入らない、など考える癖をつけるようにするといいのだと思います。
そうしないと、「お母さんが入れ忘れたから大変なことになった」と、責任転嫁した言葉を言われたり、一人では何もできない子になってしまうことでしょう。
「甘えちゃダメ!自分の責任でしょう?」と言えるくらい強い意志を持って子供に相対したほうが、忘れ物のない子になるはずだからと、手伝いたい気持ちを抑えて見守ることが、あとあと本人のためにもなるのだと思い、心を鬼にしてハラハラドキドキの時期もありました。
心配な時は子供が寝静まってから、ランドセルの中をチエックしたりしたのを思い出します。
出かけるときに「あ、今日は○○の日だね~。」などと、ほのめかしたりもしました・笑
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「親が起こしてくれる」と期待させない
今は小学校になると多くの子供たちはスマホに興味を持ち、高学年では過半数がすでに持っている世の中になりました。
今はスマホもコミュニケーションツールの一つとなっているようですし、万が一の時のために持たせたいというお母さんたちも多くいます。
中高生はホルモンの関係からなのか、起きられない子が多いと聞いたことがあります。
また、「自分で起きられたり、物の管理ができたり、簡単なものは自分で作って食べられるくらいが人間生活の基本だと考えた場合、中学生くらいになったらなんでも自分でできるようになっていなければ困るはずです。」と、育児評論家の話も聞いたことがあります。
私は、すぐ寝坊してしまわないように、枕元から遠い場所に目覚まし時計を置いておき、わざわざ布団から出ないと止められないようにするなど工夫するように促したりしました。
そのくらいの努力をしないと、朝起きられるようにはならないからです。
男子も女子も「起こしてもらえる」と期待させずに、困らせても次から寝坊させないように、恨まれても貫くくらいの気持で対応しないと、大人になってからもっともっと大変になるのがわかるので、そこは心を鬼にして臨んだ方がよいと思います。
自分で起きられないのは遅くまで起きていてスマホやゲームをしていることが原因かもしれません。
そういった場合、スマホやゲームは21:00までと決めるなどして、夜更かしするから起きられない、という実態を理解させました。
朝早く起きれば、夜は眠くなるはずです。
多くの学校は、遅刻が数回で欠席1回の扱いになっているようなので、毎日遅刻するような子供だった場合、出席日数が不足してしまいます。
そんな心配をしなくていいように早い段階から自分で起きられるようにしておいた方がいいですよね。
まとめ
「忘れ物も寝坊も心配しなくていい」と辛くても割り切って見守ることで、子供も自己管理能力がついていきます。
過保護すぎることで、子供が将来、何も自分でできない子にならないようにと、胆に命じる時期があってもいいかもしれませんね。
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