みなさん、こんにちは!
先日、センサー機器大手のキーエンスがサイバー攻撃を受け、パスポート情報などの個人情報が流出した可能性があることがテレビ東京の取材で分かりました。
サイバー攻撃の危険性!
今や交通事故よりも多い?
東証一部上場企業のキーエンスがサイバー攻撃により個人情報を流出させてしまったという記事がニュースになっていました。
今回攻撃を受けたキーエンスとサイバー攻撃について調べてみました。
キーエンスってどんな会社?
株式会社キーエンス(英:KEYENCE CORPORATION)は、大阪府大阪市東淀川区東中島に本社を置く、自動制御機器(PLCと周辺機器)、計測機器、情報機器、光学顕微鏡・電子顕微鏡などの開発および製造販売を行う企業。TOPIX Core30の構成銘柄の一つ。海外売り上げ比率は50%を超える。現在、世界44カ国・200拠点で事業を展開。
引用元 キーエンス – Wikipedia
サイバー攻撃とは?
サイバー攻撃とはPC・スマートフォン等の電子機器に対してメールや悪質なWebサイト等を通じて攻撃を行い、個人情報を抜き取ったり、不具合を起こして金銭的な損害を与えたりするような攻撃全般を言います。
例えば以下のようなものが挙げられます。
ランサムウェアによる攻撃
記憶に新しい方もいらっしゃるのではないでしょうか。
日本語で言うと「身代金ウイルス」というものです。
PC上のファイルなどを暗号化し、使用不可な状態にしてしまい、暗号化を解く代わりに、身代金を払えと脅してくるものです。
例えば病院の電子カルテ等データが使用できないと業務に大幅な支障をきたしてしまうような攻撃も実際に発生しています。
標的型メール攻撃
取引先のふりをして偽物の業者がウイルスを含んだ添付ファイルを送り付けるメールです。
手段も巧妙になっており、「会議の議事録」や「見積り」などといった形で送られてくることもあるといいます。
読者の方にも不審なメールを受けられたことがある方等多々いらっしゃるのではないでしょうか。
フィッシング詐欺
偽物のWebサイトに顧客を誘導し、口座情報や個人情報を入力させ、金銭的損害や個人情報の流出を発生させる詐欺です。
Amazonの偽サイトに誘導したり、金融機関の偽サイトに誘導したりといった詐欺が横行しています。
サイバー攻撃の直近の事例は?
総務省の令和2年 情報通信白書によると国内外で下記のような事案が発生しています。


総務省のサイバーセキュリティタスクフォース事務局によってまとめられた「サイバー攻撃の最近の動向等について」によると、サイバー攻撃の件数は右肩上がりで増加しており、2017年と比べると3倍以上のデータ量のサイバー攻撃がされていることがわかっています。
サイバー攻撃観測・分析システム「NICTER」で観測された攻撃回数では、2017年には1,504憶パケット、2020年には3,701憶パケットに増加しているとのことです。
私たちの身の回りにもその脅威が忍び寄っているのですね。
「キーエンスにサイバー攻撃か 個人情報流出」 世間の反応は?
それでは、今回も「キーエンスにサイバー攻撃か 個人情報流出」についての皆さんの意見を知りたいので、またまたTwitterを見てみます。
このように、注意喚起を促すツイートが非常に多かったです。
「キーエンスにサイバー攻撃か 個人情報流出」~まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回の被害はキーエンスの欧州支店が持つ個人情報が流出し、その関係者のパスポート画像が闇サイト上で販売されているということがわかったとのことです。
どのくらいの金額で販売されているのか、そのほかに流出した個人情報は存在するのかなどに関しては詳細は記載がありませんでした。
私たちの個人情報は闇サイトやダークウェブ上で取引されているということを耳にされたことがある方も多くいらっしゃるかと思います。
今後さらにIoT(Internet of Things=もののインターネット化。スマート家電などが代表)が進んでいくと思われます。
私たちも当たり前にスマートフォン、パソコンを使用しますが、常に私たちの個人情報は狙われています。
不用意に個人情報を開示しないこと、自分自身が個人情報を流出させるキーになってしまわないこと、おかしいと思ったら一旦踏みとどまること等、インターネットリテラシーを身に着け、自ら危険を察知して回避していくことが重要になってくるものと改めて思います。
是非皆様も気を付けていきましょう。
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